トップアスリートに学べ 元五輪選手が小学生を指導
バスケットボール元オリンピック選手の加藤貴子さん(写真右)を迎えた特別授業が今月8日、川崎市立王禅寺中央小学校(吉田博俊校長)で行われた。これは「スポーツ選手活用体力向上事業」の一環で、長期的に低下傾向にある子どもの体力向上や、規則正しい生活習慣の形成を目的として文部科学省が推進している。
当日は同校に通う5・6年生189人が3つのグループに分かれて参加し、ボールを使った簡単な運動からシュート練習まで、それぞれ約1時間の実技指導を受けた。終了後には質問コーナーが設けられ、児童らは今まで1試合で最高何点取ったことがあるのかといった質問を加藤さんに投げかけた。加藤さんが「最高で、51点いれました」と答えると、児童から驚きの声があがった。
授業に参加した6年生の高橋拓さんは「(加藤さんは)背が高くて優しかった。努力の仕方を教えてもらったので、これからやってみようと思った」と嬉しそうに話した。当日の昼食の時間には、加藤さんが参加した児童らの教室を訪ね、一緒に昼食をとる交流会が行われた。
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3月29日
3月22日