振り込め詐欺にご用心 新百合駅前で防犯キャンペーン
麻生警察署が今月15日、新百合ヶ丘駅の南口広場で振り込め詐欺防止を呼びかける防犯キャンペーンを行った。長沢中学校吹奏楽部が会場で演奏を披露し、警察署員らが防犯のチラシを来場者に配布するなど、地元中学校と警察署が連携した。
この取り組みは振り込め詐欺防止月間に伴い行われた。神奈川県下では今年に入り691件(9月末時点)の振り込め詐欺があり、昨年比で147件増と報告されている。麻生警察署管内では被害は11件(9月末時点)発生し、被害拡大を防ぐために対策が求められていた。
会場で挨拶にたった麻生警察署の佐藤署長は「息子や孫を名乗り、急にまとまったお金が必要などというのは振り込め詐欺の手口。電話があった時はまず、家族に確認し、警察に連絡して下さい」と集まった人々に呼びかけた。
詐欺の手口では警察官や銀行員を名乗り、犯人がキャッシュカードを騙し取る「手渡し方」も発生し、麻生署では今後も注意喚起を呼びかけていく方針だ。
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