高石に地域包括開設へ 駅近、路面で「気軽さ」全面に
麻生区片平で特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人一廣会金井原苑(依田明子苑長)が来年2月、百合ヶ丘駅近くに地域包括支援センターを開設する。駅近、路面で”身近さ”をアピールし、介護の様々な選択肢を提案していくという。
金井原苑は、川崎市が新たに公募していた麻生区の地域包括支援センターを受託し、来年2月の開所に向け準備を重ねている。
区内で7カ所目となる新たな包括は小田急線百合ヶ丘駅徒歩4分の立地に位置する。誰でも気軽に利用できるようガラス張りで路面の物件を選んだという。
介護保険法の改正にともない、平成18年4月から創設された地域包括支援センターは地域住民の心身の健康維持や生活の安定、保健、福祉、権利擁護、介護など地域住民に対する様々な相談業務などを行っている。前身となった在宅介護支援センターが特別養護老人ホームに併設されていたことなどから、そのほとんどは介護施設の中に設置されている場合が多いという。
「相談窓口が施設の中にあることを知らない人も多い。家族に介護が必要になった時、まず施設入居を考える人が多いが、その中間にある存在として介護の様々な選択肢を提案するのが包括の役目。個人個人にあった介護のあり方を示せれば」と依田苑長は話す。
老人会支援や介護予防教室も
依田苑長らはすでに平成18年から運営してきた「片平地域包括支援センター(金井原苑内)」のノウハウを活かし、介護予防プラン作成などに忙殺されない運営のあり方を模索していきたいとしている。老人会の運営支援や介護予防教室など、新たなサービス展開も視野に入れていく方針。
地域包括支援センターは地域ごとに担当が異なる。新設される高石地域包括支援センター(福井由紀センター長)が担当するのは高石1〜3丁目、多摩美1・2丁目、千代ヶ丘1〜9丁目、万福寺1〜6丁目、万福寺。
詳細は開設準備室(社会福祉法人一廣会かないばら苑)【電話】044(986)1560【FAX】044(986)4654担当福井さんへ。
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3月29日
3月22日