区内白山に西友出店へ 新ゆりグリーンタウン内に4月オープン
米ウォールマート傘下の大手スーパー西友が4月下旬、新ゆりグリーンプラザ専門店街(区内白山)に出店することがわかった。同社の川崎市北部への出店は初。住宅街への大型スーパー出店は、近隣住民らの生活スタイルに変化を与えそうだ。
西友が新たに出店するのは、麻生区白山4丁目にある専門店街、「新ゆりグリーンプラザ」の一角。同専門店街は小田急新百合ヶ丘駅から約2キロメートル南にあり、新ゆりグリーンタウンのポプラ街区に位置する。
西友が出店する予定のテナントは売り場面積約300坪、総面積約500坪。青果や水産品など、惣菜を含む食料品全般と日用品を中心に扱う。
川崎市内での出店は、武蔵新城店(中原区)、川崎神明店(幸区)に続き3店目。川崎北部では初の店舗となる。
現在、4月下旬のオープンに向け従業員の採用を行っており、2月中ごろから従業員の研修も開始する。
商店街に活気戻るか
同専門店街を管理・運営する新ゆりグリーンプラザ商店会(菊池慶高会長)は、白山地区の開発が始められた1983年に発足した。3年前に地元スーパーが撤退すると、徐々に客足が減少。近隣に住む買い物客の多くは新百合ヶ丘方面に流れていると見られていた。同商店会では再び以前のような活気を取り戻そうと、様々な集客策に取り組んできた。複数のスーパーに誘致活動を行う中で、今回の出店が決まったという。
同商店会の会員は「週に1回だけ、駅にまとめて買い物に行くというご年輩の方も多い。これを機に、近隣のご年輩の方々が気軽に地元で買い物をしてくれたらいいと思う」と話す。
合同会社西友の広報部は「近隣の町田市や青葉区には店舗があったが、新百合ヶ丘周辺の地域には無かったことなどから出店を決めた。今までにも様々な地域で低価格路線で支持を頂いているので、同様に皆様のニーズにお応えしたい」と話している。
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