里山に感謝込めて植樹 東柿生小6年生が保全活動
東柿生小学校の6年生が今月13日、早野聖地公園内の里山で植樹を行った。
同校の6年生は授業で里山について学んできた。児童は里山で動植物の生態調査や下刈りなどを通じ、自然について触れる体験をした。
今回の植樹はこうした授業を締めくくる最後の取り組み。今春卒業した児童に苗木を植えてもらうことで、大人になっても里山に関心をもってもらおうという狙いがある。
グループに分かれ作業に取り組んだ児童98人はスコップで土に穴を掘ると、慎重な手つきでクヌギやコナラの苗木30本を植えていった。小さな苗木が自分たちよりも大きく成長するのを思い浮かべながら、児童は一生懸命作業に取り組んだ。
1メートルほどの苗木は約7〜8年経つと5メートルほどの高さに成長する。
児童の一人は「卒業したら、友達と一緒にどれくらいまで成長したか見にきたい」と笑みをみせた。
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