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麻生区版 公開:2012年3月30日 エリアトップへ

「薬物乱用絶対しないで」 白百合LCが柿生中で講義

公開:2012年3月30日

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薬物標本を手に恐ろしさを伝えるクラブメンバー
薬物標本を手に恐ろしさを伝えるクラブメンバー

 子どもに薬物乱用の恐ろしさを伝えるため、川崎白百合ライオンズクラブ(橋本周会長)が今月22日、柿生中学校の1・2年生を対象に薬物乱用防止教室を開催した。

 同クラブのメンバーによると、最近は受験や人間関係などでストレスを抱えた子どもが薬物に手を出す危険性が増えているという。小学生に薬物使用が広まる例も報告されていることを受け、同クラブは毎年区内の小中高等学校に出むき講義を行っている。

 講義では薬物が人体に及ぼす影響を伝えるビデオを上映したほか、同クラブのメンバーが売人役を演じ、薬物勧誘の手口を寸劇で紹介した。LSD、大麻、コカインなどの薬物標本や薬物症状のパネルなどが展示されると、生徒らは真剣な表情で見入っていた。

 同クラブの橋本会長は「薬物は一度使用したら、フラッシュバックを起こし、体が求めやすくなる。万が一街で薬物を勧められるようなことがあったらきっぱりと断るか、人通りがある明るい方に逃げるようにしてほしい」と訴えた。

 勧誘手口として芸能事務所を騙る売人がダイエットのサプリメントとして手渡す方法などがあるという。

 同クラブのメンバーらは「中学生になると交友関係が広がり、タバコや飲酒など身近なところから悪の道に入ってしまうリスクが高まる。そのため周囲の大人が薬物の恐ろしさを伝えていかなくては」と強調した。

 こうした薬物乱用防止教室には、厚生労働省や警察庁、文部科学省などが後援を行っている。
 

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