メール、ネットで買い物… 会社案内 パソコン、シニアこそ活用して 富士通オープンカレッジ新百合ヶ丘校
新講座の実施に向け企画会議が続く
インターネットの普及率は日増しにあがり、気がつけばひとりに１台が当たり前になったパソコン。
だがシニアにとっては、まだまだ不安がつきまとう代物だ。中高年向けパソコン教室を運営する富士通オープンカレッジ新百合ヶ丘校の佐々木敬子さんは「しっかりした知識や準備を持って活用すれば、シニアこそ最もその利便性を実感することができる」と話す。
確かに麻生区は山坂も多く、足腰の弱った高齢者の中には買い物への不安を訴える人も少なくない。同校には、将来の不安に備えようと、ネットショッピングの正しいやり方や基礎知識などを学びたいという相談が寄せられているという。
「教室に通おうとすると半年や１年といった一定期間のものがほとんど。自分がパソコンに向いているかどうかも分からずに教室を選ぶには勇気がいる」といった声を受け、同校では６月から好きなテーマの時だけ選んで申し込める「単発講座」を企画した。第１回のテーマは「ネットスーパーでお買い物」と「ネットで本を買う・売る」。本科のような手厚いサポートはないが、３時間の授業に中高年が気をつけたいネットの心構えやネットの活用法を凝縮させた。
費用は１回５千円程度。参加してみて教室の雰囲気や講師陣との相性を測れるよう間口を広げた。同校は「講座を通してパソコンの利便性を知ってもらい、生活を便利で楽しいものにしてもらえれば」と話している。６月の日程は９日、23日。パソコンとの付き合い方を１から座学で学ぶ「トライアル講座」も実施する。詳細は同教室【電話】０４４・９６９・５６９７へ（外面に関連情報あり）。
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