麻生消防署 安全祈念し一斉放水 水処理センターで出初式
麻生消防署が12日、年頭の恒例行事「麻生地区消防出初式」を麻生水処理センター(上麻生6の15の1)で行った。同署職員に加え消防関係団体約300人が一堂に会し、区内の消防力を結集して行われた。日ごろの活動の成果を市民に公開することで関係者の士気を高めるとともに、市民への啓発を行う火災予防活動の一環として行われる伝統行事。
天候にも恵まれ、多くの市民が集った会場ではカラーガード隊「レッドウィングス」による演技や、乗用車の横転事故を想定した訓練「消防隊演技」が実施された。訓練には初の試みとなるプロのカースタントマンによるスタントが取り入れられ、横倒しになった乗用車から消防隊員が救出を終えると観客からは大きな拍手が起こった。
同署によると、昨年の麻生署管轄内での火災発生件数は20件。同署の開署以来2番目に少ない件数となった。一方で、救急出動件数は全市で6万2661件と、統計を取り始めた1950年以降過去最多となった。
高嶋敏麻生消防署長は「今年も多くの人の協力を経て無事に開催することができた。昨年は火災発生件数が減少したので、今年は更なる減少に努めたい」としている。
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
3月29日
3月22日