麻生区版 掲載号:2013年5月10日号

紙と布で作る「無限の楽しみ」

ヨーロッパの手工芸「カルトナージュ」

教室を主宰する加藤さん
教室を主宰する加藤さん
 お気に入りの布をカルトンと呼ばれる厚紙に張り合わせて世界にひとつのオリジナルグッズをつくる「カルトナージュ」。ヨーロッパでは伝統的手工芸として広く親しまれている。日本でも近年、主婦層を中心に趣味の世界が広がっている。

 12年前、雑誌で見たカルトナージュに魅せられた加藤紀子さん(王禅寺西在住)は、子育てが一段落したのを機に自宅で教室を開くまでになった。「カルトナージュの魅力は何と言ってもオーダーメイド感覚で世界にひとつの作品が作れること。無限の組み合わせの中から自分だけの作品を作れるのが楽しい」と語る加藤さんは、作品展を開けば各地から大勢の来場者が集まるほどの人気講師だ。現在は自宅と市民交流館「やまゆり」で創作の楽しみを伝えている。

ママ友の口コミで広がる「趣味の世界」

 加藤さんによると「王禅寺は趣味を楽しむママが非常に多く、お互いコミュニケーションをとりながら常に新しいことに挑戦していける”面白いエリア”」だそう。加藤さん以外にも和菓子やアクセサリー、写真など子育ての傍らで様々な教室やイベントを開催しているママがいるのだとか。「大切なのは繋がっていくことと、自分自身が楽しむこと」と加藤さんは話す。複数の教室や友人同士が一緒にイベントを行ったり、レッスンを共催したりと輪が広がっていくのが何より楽しいのだという。

 「幼稚園や学校では子どもの年代が同じママ同士が繋がれる。趣味はもう一歩進んで、先輩ママとも知り合えて情報収集ができるんです」。子育てのちょっとした不安にそっとアドバイスをくれる”趣味のママ友”。そんな地域コミュニケーションの輪が広がっている。

 ※加藤さんの教室「アトリエ ソワン」は月1回で初級〜上級コースに分かれる。1回でおおよそ1作品を仕上げる。このほか講師の資格取得コースなどがある。【URL】(http://www.ateliersoin.com)で確認できる。

作品はどれも世界にひとつの宝物
作品はどれも世界にひとつの宝物

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