多摩区の夏の風物詩として親しまれている「民家園通り商店会夏まつり」があす20日に開かれる。商店街や町内会が主催する祭りとしては川崎北部で最大規模という。
主催する民家園通り商店会によると、昨年の来場者は３万３千人。今年は４万人の来場を見込むという。
会場の向ヶ丘遊園駅南側は交通が規制され、出店やイベントコーナーが軒を連ねる。小田急線の大踏切前では専修大学吹奏音楽隊が午後３時30分の祭り開始にあわせてパレードをスタート。会場各地で和太鼓や阿波踊り、バンド演奏などが繰り広げられ、川崎新田ボクシングジムや川崎フロンターレがアトラクションコーナーを開く。飲食の出店もずらりと並ぶ。
配布チラシを持参した人を対象とした抽選会や被災地応援の募金活動、祭りの様子を写したフォトコンテストもある。環境に配慮し、来場者にはリユース食器の利用を呼びかける。
同商店会の春名康次会長は「祭りを待ちわびている人も多い。イベントを通じて、普段から商店街に足が向くようになってほしい」と話している。
開催は午後３時30分から９時まで。小雨決行。開催中は会場周辺の交通は規制される。
多くの人出で賑わう（昨年）
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