11月に入り麻生区内で振り込め詐欺の被害が増えていることから麻生警察署では注意を呼び掛けている。
区内の振り込め詐欺は、９月は被害がなかったものの、10月に１件発生。息子を装った犯人から「電車内にかばんを置き忘れて会社のお金を紛失してしまった。お金を振り込んで欲しい」という手口だった。11月に入ってからは、区内で立て続けに２件起こっており、ともに医療費や税金の払い戻しをするという「還付金詐欺」が確認されている。
麻生警察署によると、11月から年末にかけては特に還付金詐欺が増えるという。今月の被害では、区職員を装い医療費を返還するというもので、コンビニエンスストアに行かせ、ＡＴＭで操作をさせ、振り込ませるという手口だった。
また、区内では今月に入り、犯人から還付金の返還を装う電話が毎日のようにかかっていることが確認されている。麻生警察署の担当者は「区職員が医療費を払い戻すと電話で伝えることは絶対にありませんので、怪しい電話がかかってきたら、すぐに警察署に知らせて欲しい」と注意を呼びかけている。
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