伊豆大島の観光復興に奔走 麻生育ち「椿の女王」
絣(かすり)の着物に前垂れ、頭に手ぬぐい。区内在住の遠藤由佳子さん(22)が、伊豆大島を象徴する「あんこさん」スタイルで観光と復興のPRに駆け回っている。
遠藤さんは5歳から区内に住み、現在は学生。小田急線の車内で見た「ミス椿の女王」の募集に応募したところ、昨年2月のコンテストで総勢52人の中から3人の「女王」のうちの一人に選ばれた。1年の任期で物産展やイベントに華を添えるのが女王の使命。今月19日には箱根ホテル小涌園の復興応援企画「椿風呂」のオープンに立ち会い、椿の苗を宿泊客に配った。「大島の情報は意外と本土に届いていないと思う。川崎から竹芝桟橋で船に乗り日帰りでも行ける場所。一人でも多くの市民の方に来て頂きたい」と微笑む。
昨年10月の台風の後、大島への渡航客は大幅に減少した。町では3月23日まで「椿まつり」を開催、観光の立て直しを図っている。
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3月29日
3月22日