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麻生区版 公開:2014年2月21日 エリアトップへ

中学校完全給食 8割の保護者が希望 市がアンケート結果を公表

公開:2014年2月21日

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 市教育委員会は2月12日、「中学校における昼食についてのアンケート」の集計結果を公表した。およそ8割の保護者が給食を希望しており、同委員会では「このアンケート結果を基に、実現に向け話し合いを進めていきたい」としている。

 アンケートは、昨年12月に川崎市立中学校(全51校)の1学年に在籍する生徒とその保護者、川崎市立小学校(1区2校・計14校抽出)の6学年に在籍する児童とその保護者を対象に、それぞれ1クラスを抽出して実施。保護者2060人(回収率92・1%)、児童生徒2229人(同99・4%)から回答を得た。

 中学校の昼食で食べ(させ)たいものについては、全体では「小学校のような給食」が52・8%と最も高く、次いで「家で作った弁当」が32・2%だった。これを「保護者計」で見ると「小学校のような給食」が79・5%と最も高いのに対し、「児童生徒計」では「家で作った弁当」が49・6%と最も高く、次いで「小学校のような給食」が28・2%と続き、約半数の子どもは現状の弁当を望んでいることがわかった。

 この中で給食実施の良い点は、「献立に変化があり、いろいろなものがバランスよく食べられる」が全体で73・8%と最も高く、次いで「温かいものが食べられる」(59・3%)、「好き嫌いをなくすきっかけとなる」(17・7%)となった。

 一方で課題と思われる点は、「特にない」(47・7%)が最も高く、次いで「準備・後片付けが大変」(31・7%)、「嫌いな物を食べなければならない」(21・8%)だった。

 アンケートは食育についても行われ、「中学校給食があると自分の健康について考える機会が増えるか」については、全体で「そう思う」が47・3%と、自身の健康について考える機会が増えると思う人が多いこともわかった。

 市教育委員会では中学校完全給食の16年度実施に向け、昨年12月に「中学校給食推進会議」を設置。手法などの話し合いを進めており、「この結果を基に、9月までに実施方針の素案をまとめたい」としている。

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