川崎麻生ロータリークラブの会長を務める 梅澤 馨さん はるひ野在住 66歳
助け合いの心で奉仕
○…明るく魅力あるクラブ、ささやかな奉仕活動の積み重ね、おもてなしの心をテーマに、会員同士の協力・助け合いによる楽しいクラブ運営を目指す。「不安もあったが、初めての例会も皆様の協力があって、スムーズにできた」と話す。今後は地域に活動内容を知ってもらい、会員増強を進めることや、青少年交換学生の受け入れ、寄付活動、東日本大震災への復興支援に力を注いでいく。
○…ロータリークラブには2003年、出身校である柿生中学校の同級生らに誘われ入会。約5年前に、教材を寄付するために訪れたベトナムでは、「出稼ぎに行ってそのまま両親が戻ってこないという孤児が多く、衝撃を受けた。役に立っていかなければと強く感じた」。その後もベトナムの日本語学校を訪れるなど、その思いは現在の奉仕活動の礎となっている。「ベトナム以外の発展途上国に入っていくきっかけがなかなかないので、見つけていかなければ」と熱く語る。
○…黒川(現在のはるひ野)の農家で生まれ育ち、小田急商事に約30年務めた後、現在ははるひ野で不動産業を営む。はるひ野の初代町内会長を昨年3月まで、約8年務めた。「一から街をつくっていかなくてはならなかったが、街の人々みんなで協力し、街をつくっていこうという気概があり、助かった」と話す。隣接する黒川町内会とも協力し、青色パトロールなどの活動や、相互に情報交換、連携をし、街づくりにいかしてきた。
○…趣味はゴルフ。ラウンドすることが何より楽しいという。「ゴルフはすべて自分の責任というところがいい。人のせいにできないからね。いくつになってもやっていたい」と微笑む。ロータリーでの活動や地域活動に関しては、ゴルフとは違い、助け合いや協力を重んじる。「一人では何もできない。まずはみなさんに、ロータリーの活動に関心をもっていただけるようにしていきたい」と語った。
|
|
|
|
|
|