神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2014年8月29日 エリアトップへ

中学校給食 市内3区にセンター整備 市が素案 

公開:2014年8月29日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は25日、市立中学校完全給食実施方針(素案)を発表した。麻生、中原、幸の3区に大規模な給食センターを整備し、調理場から複数の学校に配送するセンター方式を導入する方針を示した。

 給食センターが整備されるのは▽麻生区マイコンシティ事業用地(栗木2の8の3)▽中原区平間排水所上平間管理公舎用地(上平間1700の8他)▽幸区南部市場北側用地(南幸町3の149の2)の市有地。市は、市特有の細長い地形などを考慮し、限られた市有地を最大限に活用するとしている。

 実施手法は、各給食センターで調理した給食を複数の学校へ配送するセンター方式を取り入れる。麻生区の北部学校給食センター(仮称)では約6千食、中原区の中部学校給食センター(仮称)で約1万食、幸区の南部学校給食センター(仮称)で約1万5千食を調理する。市内全52校のうち48校が対象となる。

 事業手法は、市が調理場を設置して民間事業者に調理業務などを委託する「公設民営方式」か、民間の資金や経営能力などを活用する「PFI方式」の2案を基本に検討するとしている。

 一方で、合築校舎のはるひ野中学校(麻生区)、2015年度に小学校と合築校舎となる東橘中学校(高津区)は、校舎内の調理場を活用する。犬蔵中学校(宮前区)と中野島中学校(多摩区)については同校の敷地内に調理場を設置し、自校調理方式を採用する。

地産地消に配慮

 食材の確保については現在、市立小学校、特別支援学校の116校分を供給している公益財団法人川崎市学校給食会を活用。食育推進の観点から、市内産や県内産などの地産地消に配慮した食材の調達、使用を進めていく。

 市は9月にパブリックコメントを募集する。区ごとに保護者説明会を実施し、11月に方針を決め、2016年度の完全給食実施を進めていく方針。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook