神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2014年9月19日 エリアトップへ

幻の映画、チネチッタで復活 川崎の原点に触れる作品

文化

公開:2014年9月19日

  • LINE
  • hatena
映画「暁の挑戦」のポスター
映画「暁の挑戦」のポスター

 「映像のまち・かわさき」推進フォーラム主催による映画「暁の挑戦」が9月27日から10月3日にチネチッタ(川崎区)で特別上映される。同作は、フィルムが行方不明となり「幻の映画」とされていたもの。川崎市が誕生した翌年に発生した「鶴見騒擾(そうじょう)事件」が題材で、川崎市の原点に触れる作品。同フォーラムは、市政90周年を記念し上映する。

 鶴見騒擾事件は、1925(大正14)年、現川崎区田島地区に建設予定だった火力発電所の建設問題で、横浜市編入前の橘樹郡鶴見町(現在の潮田地区)一帯で起こった乱闘事件。一度に400人以上の検挙者を出し、騒擾罪(法改正により騒乱罪)で起訴されたことにより鶴見騒擾事件と呼ばれている。

 映画「暁の挑戦」は同事件を題材とし、1971(昭和46)年にフジテレビ、新国劇映画により共同製作されたもの。川崎市、川崎商工会議所が脚本から携わり製作に全面協力している。同映画は一度上映後、フィルムが行方不明となり、映画業界の中では「幻の映画」と言われていたというが、このほど発見され、フジテレビにより修復された。

 同フォーラムの事務局担当者は「川崎に住んでいる人、働いている人や若い人にも見て頂きたい。川崎の初期を感じることができる」と話す。

出演者インタビューも

 特別上映会は、9月27日が午後1時30分からで、本編に加え当時の市長、商工会議所会頭などが出演したPR版も上映。出演者へのインタビューも予定されている。28日から10月3日は午後6時30分から(各日1回)で本編上映のみ。チケットは当日券1200円(前売り1000円)。

 詳細は同フォーラム事務局(【電話】044・223・6550)へ。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook