麻生警察署は10日、年末の交通安全キャンペーンにウルトラマンとウルトラマンギンガを招き、ともに「事故0」を訴えた。
同キャンペーンは、年末特有の交通量や飲酒の機会の増加などによる交通事故を防ぐため、交通ルールの遵守とマナーの向上を呼びかけることを目的としている。神奈川県内の交通安全や防犯キャンペーンでウルトラヒーローを招いて行ったのは初。
会場となった新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキには、ヒーローを目当てに多くの親子連れが詰めかけた。川崎市消防音楽隊による「ウルトラマンのテーマ」に乗せ、ウルトラヒーローが登場すると、観客から歓声があがり、会場のムードは最高潮に。子どもから大人まで次々に握手や写真撮影を求めていた。
同署の川田安男署長は「いつものキャンペーンより、特に親子連れの方に多く来ていただいた。親から子まで世代を越え、愛されるウルトラマンの力を借り、交通安全の輪が広がってくれれば」を話した。
同キャンペーンに協力した株式会社円谷プロダクションによると、この活動は東日本大震災で被災した子どもたちを支援する「ウルトラマン基金」の一環。地域全体の取組みであるということ、川崎市内でウルトラヒーローの撮影を行っていたこともあり、協力を決めたという。
川田署長は「うちに帰ったら、是非お父さんにも今日ウルトラマンに会ったことを伝えてほしい」と子どもたちに話していた。
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