禅寺丸柿保存会(水野英雄会長)は12日、今年収穫した禅寺丸柿から製造したワインを福田紀彦市長に贈呈した。
市役所で行われた贈呈式には水野会長のほか、飯草康男、鈴木勝久副会長、JAセレサ川崎代表理事副組合の立川勲氏などが出席した。福田市長は、今年製造されたワインを水野会長から贈られ試飲し「甘さが控えめでスッキリした口当たりで美味しい」と感想を述べた。
区の木にも指定されている「禅寺丸柿」は今年、麻生区内の星宿山蓮華蔵院王禅寺の山中で発見され800年と言われている。保存会は1997年からワインを製造しこれまで毎年販売している。
保存会によると、例年5000本前後で限定製造しているワインは昨年、猛暑の影響で約1800本の出荷にとどまった。今年も暑い日が続いたが、適度に雨が降ったことから昨年よりも多い製造となり、約5トンの柿から約5500本のワインができあがった。
「禅寺丸柿の甘さがそのままワインで味わえるのが特徴。お年賀などのお土産にしてもらえるとうれしい」と水野会長は話す。
ワインは720MLで1420円(税込)。15日から市内の酒販店やJAセレサ川崎パーシモン、セレサモスで販売されている。
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