神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2014年12月19日 エリアトップへ

トランポリン国際ジャパンオープンに出場する川崎市ホームタウンスポーツ推進パートナーの 中田 大輔さん 高津区在住 40歳

公開:2014年12月19日

  • LINE
  • hatena

跳び続ける「中年の星」

 ○…明日20日から始まるトランポリンの国際ジャパンオープンに最年長として出場を決め、「世界中の選手が川崎に集まる大会。中年の星として頑張るので応援してほしい」と意気込む。25年以上住むホームでの開催に思いはひとしお。ジャージの胸に入ったエンブレム『ガンバレ川崎』を手で掴み、「メジャーではないスポーツに川崎市がスポンサーになってくれている。期待に応えて活躍したい」と目を輝かせる。

 ○…石川県出身。指導者だった父親の影響で物心つくころにはトランポリンに没頭していた。日体大時代には国内の各大会で優勝し日本代表として国際大会に出場するなど輝かしい成績を残した。しかし、卒業後はマイナースポーツの厳しさも経験。「試合に出たいが資金が無い」。遠征費用捻出のため、昼は世田谷区役所で働き、夜間はガソリンスタンドでアルバイト、さらに仕事の間に練習を行うという過酷な生活を送り、過労で倒れることもあった。そんな状況もトランポリンがオリンピックの正式種目になったことで変わった。「このために生きていたんだ」とその時の喜びは今も忘れない。

 ○…トランポリンの魅力は「人をワクワクさせられること」。最高8メートルの高さまで跳び上がり、着地するまでの約2秒間に宙返りやひねりなどを織り交ぜアクロバティックな技を披露する。その魅力を伝えるため、ミュージカルや映画、テレビなどにも出演し活動の場を広げている。

 ○…04年から市のホームタウンスポーツ推進パートナーとして活動。市内の小学校等で体験授業を行ってきた。「挑戦する事の大切さや出来たときの達成感を体感してほしい」と話し、「嬉しい時って飛び上がるじゃないですか。みんな自然と笑顔になるんですよね」と微笑む。今後は、「川崎にスクールを開き、いつかトランポリンのまちと呼ばれるよう地域に根付かせたい」と次の夢を見据えている。

麻生区版の人物風土記最新6

吉原 智子さん

市立柿生小学校でPTA広報委員長を務める

吉原 智子さん

上麻生在住 36歳

3月29日

小ノ澤 幸穂さん

梨の木団地で初めて開催されたリサイタルでピアニストを務めた

小ノ澤 幸穂さん

王禅寺東在住 46歳

3月22日

白川 北斗さん

先月開催された「早野で冬の自然を楽しむ会」の代表を務めている

白川 北斗さん

王禅寺東在住 52歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

太田 行英(やすひで)さん

結成20周年を迎える「しまりすアートクラブ」で講師を務める

太田 行英(やすひで)さん

多摩美在住 87歳

3月1日

名川 創さん

「寺子屋南ゆり」の実行委員長を務める

名川 創さん

王禅寺西在住 67歳

2月23日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook