婚姻届を手に、モデルを務める区役所の若手職員
麻生区役所２階ロビーに16日、婚姻届を出したカップルに記念撮影をする際などに使ってもらおうと、背景パネルが設置された。
企画したのは、区役所各部署の若手職員から成る「麻生区役所サービス向上委員会作業部会」。同委員会は婚姻届を出した後に、記念撮影の需要があり、従来は周辺の壁を背景に守衛がシャッターを押していたということに着目。空いているスペースを有効活用し、リサイクルの材料を多く使い、低予算で作りあげた。川崎市内では、宮前区に続き、２例目となる。
同企画のリーダーを務める区民課の砥石菜央さんは「婚姻届を持っての撮影に限らず、引越しやバレンタインデー、『かきまるくん』が好きなど、気軽に活用していただきたい」と話す。
撮影をする時には必要に応じて、近くにいる職員や守衛が対応するという。今回は試行的な設置で、改良も加えていく。今後、転入手続きなどによる混雑が予想されるため、設置期間は、まずは２月中旬までを予定している。
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