デイサービスなどを手掛ける片平の「ツクイ川崎麻生」が23日、区内事業者のケアマネジャーらを対象に機能訓練報告会を行い、新たに取り組んでいる介護のプログラムを共有した。
同所の五十嵐弘之所長は「今年4月の介護報酬改定に向け、通所介護の事業内容の類型化が予想されるため、ツクイ川崎麻生では機能訓練に力を入れ、昨年9月から新たなプログラムを作り、実践している」と話す。同所では、利用者自身の意思で選択、決定するなど、意思を尊重した介護を目指す。まず一日の目標を決め、靴のはきかえ訓練やお茶くみ訓練などに取り組み、より実践的な自立支援を行う。
参加者からは「すばらしい取組み」、「従来との違いに利用者や職員にとまどいはなかったか」など意見や質問が活発に交換されていた。
五十嵐所長は「私たちは、その活動を行いたいと自発的に思っていただけるように、支援すべきではないか。介助されることに慣れたお客様が、もう一度自分の判断で歩み始めた時、自立支援への第一歩を踏み出すのでは」と語った。
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