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麻生区版 公開:2015年7月17日 エリアトップへ

2015-2016川崎麻生ロータリークラブの会長に就任した 鈴木 豊成さん 上麻生在住 67歳

公開:2015年7月17日

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活性化させ、地元へ恩返し

 ○…「非常に大変な仕事。麻生ロータリーの代表として責任の重さを感じている」。今年度は「魅力あるクラブをめざして」というスローガンのもと、地域の障害福祉施設への支援、モンゴルなど途上国への国際的支援、東日本大震災の被災地支援などを行っていく。「会社勤めをしている頃は、なかなか地元にお返しをできなかった。生まれ育った地元に恩返しをしていきたい」と語る。

 〇…麻生ロータリーには、8年ほど前に入会。活動の中で、これまでモンゴルやベトナムを訪れ、日本と比べ激しい貧富の差を痛感してきた。「メーンの都市部でもあまり舗装されていない、信号もないという道路事情にまず驚いた」と熱く語る。両国の孤児院にも訪問し、漫画を贈った時には、子どもたちが取り合うほど喜び、モノ自体があまりないという現実を思い知らされた。「継続して支援活動を行っていきたい」

 〇…柿生地区の農家に生まれた。子どもの頃はよく、麻生川での釣りや、紙鉄砲をつくって遊んでいたという。柿生小、柿生中を卒業し、向の岡工業高(現多摩区)で、ものづくりを学んだ。この頃から、ラジオやステレオアンプづくりに夢中になったという。「よく部品を買ってきて、つくっていた。完成した時の達成感がたまらない」と語る。大学卒業後、粉粒体機器などを扱う企業に就職し、主に販売部門で32年間活躍。母親の介護を機に独立し、上麻生の自宅物置きを改修し、(株)ティエムコーポレーションを立ち上げた。現在では粉粒体機器などの設計から販売まで手掛ける。

 〇…現在、麻生ロータリーの会員は26人。今年度は「みんなで奉仕、クラブに活力を」というテーマも掲げる。「活動の内容を地域へアピールし、わかってもらうことが大切」と、多くの人が関わっての活性化をめざす。「若い人たちにも、入ってみたいと思ってもらえるような、魅力あるクラブにしていきたい」

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