2015-2016川崎百合丘ロータリークラブの会長に就任した 鴨志田 敏彦さん 山口台在住 54歳
「奉仕と親睦」原点の1年
○…今年度のロータリークラブ全体のテーマである『世界へのプレゼントになろう』という考えの下「苦しんでいる人から目を背けず、和らげる努力をしていきたい」と語る。地域奉仕と併せ、昨年度から始まった、ラオスに歯ブラシを届け、簡易診療台などを寄贈する活動を関係団体らと共にサポートする取り組みを今年も実施していく。
〇…柿生で17代続いた搾乳の牧場を経営していた農家の家系。農業大学で花きについて学び、一旦不動産会社へ就職したが「地域に根差し、土いじりや園芸の素晴らしさを知って貰いたい」と30代半ばになって上麻生でフラワーショップを開業した。店名は自身のルーツにちなんだ「まきば」とした。現在は店の経営をしながら、ロータリークラブ以外に新百合丘農住都市開発(株)や麻生区商店街連合会、NPO法人「しんゆり芸術のまちづくり」といった、経済と文化など様々な分野の企業・団体で要職を務めている。
〇…百合丘ロータリーに入ったのは39歳の時。「クラブの先輩にそそのかされて始めたんだよ」と笑うゴルフは今でも続く趣味だ。最近は色々な活動が重なることも多く、ゴルフは月に1回も行けていないという。「夕飯を家で食べられる機会も少なくなりましたが、日々の活動で得られる刺激は自分にとって大いに役立っているので、今年は明るく楽しくロータリーの会長職を全うしたい」と重責を前向きに受け入れる。
〇…活動の原点をもう一度見直そうという思いから、今年のクラブのテーマを「奉仕と親睦」とした。社会や職業での奉仕活動と国際奉仕活動を念頭に置きつつ、「街中で不意に会った仲間と『やぁ』と言い合えるような間柄が麻生区全体に波及するような、そんなまちづくりに貢献していきたいですね」。10年、20年先の麻生区がより良い場所になるような取り組みを目指し、笑顔を絶やさない会長の1年が始まった。
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