地域の様々なイベントでよさこいソーラン鳴子踊りを披露している団体「輝楽(きら)」が創立から10年を迎えた。今年も夏祭り会場などでの盛り上げ役として忙しい季節を送っている。
輝楽は2003年に結成された「五力田ソーラン隊」が母体となって生まれたチーム。現在も代表を務める鈴木正視(まさみ)さん(67)=五力田在住=が、ソーラン踊りで非行を更正した映画をヒントに結成を発案した。「最初は地元の盆踊りを盛り上げたくてメンバーを募集しました。子どもたちが祭りに参加できるようにと考えた取り組みでしたが、大人からの受けも良くて、結局は私も当時は踊ったりしていましたね」と笑って振り返る。
順調にメンバーが増え、五力田以外の希望者も多くなってきたこともあり、町会内の団体からステップアップするかたちで、2005年に輝楽を結成した。名前は「ひとり一人が輝きながら楽しく踊ろう」という思いに由来している。現在は高校生から70代まで、約20人で活動している。披露する場は地元の夏祭りや高齢者施設の慰問など、年間20回ほどだという。
創設当初から副代表を務める酒井真実さん=五力田在住=は「とにかく踊ることの楽しさでここまで続けることが出来ました。これからも地元活性に役立ちたいという目的で活動していきたい。いつかは100人のメンバーで踊ってみたい」と話している。
輝楽では現在チームメンバーの募集を行っている。次回練習体験は8月10日(月)午後7時から白鳥中学校体育館で実施する。問い合わせは鈴木さん【電話】044・987・9817へ。
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