福田紀彦川崎市長が直接市民から意見を聞く「区民車座集会」。3巡目となる今回は8月26日(水)に麻生区から始まり、実施スタイルを区ごとに一新することになった。麻生区では、テーマ別に選定された団体による事例発表を交えながら、意見交換を行う。
車座は、「対話」と「現場主義」を市政運営の基本姿勢と掲げる福田市長が直接足を運び、市政に対する住民の意見を聞くために、各区で順次実施されている。これまで、参加者は公募で募集されてきた。
3巡目となる今回は、各区企画課と市でそれぞれの実施スタイルを検討した。麻生区では前回の傍聴者アンケートに「多くの意見を聞くこともいいが、テーマごとに議論を深めていった方がいいのでは」という声もあり、テーマ別の事例発表型を採用。「高齢者支援」は金程富士見会、「防災」は新百合ヶ丘自治会、「地域の支え合い」は岡上町内会、「コミュニティ」ははるひ野町内会、「町会・自治会組織が抱える課題について」は麻生区町会連合会が担当し、事例発表を行いながら、市長との意見交換だけでなく、他の自治会・町内会との情報や課題の共有をはかる。
市は「各区でいろいろなやり方で実施していき、よりよい方法を模索していきたい。様々な角度から意見を聞いていけるのでは」としている。
また、9月29日(火)に行われる多摩区では、従来の公募型と変わらないものの、参加人数を絞り15人に(事前抽選)。「これまで多くの方に参加いただいたが、言葉のキャッチボールが課題だった」と市担当者は話す。
一方、前回の参加人数が4人の中原区と、8人の川崎区では区民への周知に課題があった。「認知度を上げる方法を考えていかなくてはならない」と市担当者。麻生区、多摩区以外では現在、実施スタイルなど内容を検討中だが、区民祭の中の1つのイベントとしての開催を検討している区もある。
麻生区では、26日に区役所で行われる車座の傍聴者を募集している(当日先着50人)。開催時間は午後2時から3時30分まで。詳細・問い合わせは区企画課(【電話】044・965・5112)へ。
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