被害の未然防止を訴える三鬼会長
麻生区で被害が続く振り込め詐欺被害を「オール麻生」で防いでいこうと対策協議会が作られ、８月11日に発足式が開かれた。
設立されたのは麻生警察や麻生区、防犯協会、地域団体などで組織される「麻生区振り込め詐欺等対策協議会」。当日は会長を務める三鬼洋二麻生警察署署長や副会長の笠原勝利防犯協会会長、顧問となった多田昭彦区長ら約70人が出席。
挨拶に立った三鬼会長は「全国的に停滞ムードも見られる振り込め詐欺だが、麻生区では今年に入り昨年の倍以上となる20件約６千万円の被害が出ている。今まで通りの対策では限界があり、今後は民間も含めたオール麻生のメンバーで犯罪に対抗していく必要がある。今回の協議会設立で被害を食い止めようという気運の醸成も図っていきたい」と語り、体制強化を訴えた。
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