京王電鉄株式会社と麻生消防署、麻生警察署は3日、京王電鉄(株)若葉台検車区構内で大規模地震を想定した合同訓練を行った。
JR福地山線列車脱線事故から10年が経過したことから行われた同訓練には、関係機関から約60人が参加。京王線の車両運行中、大規模地震が発生し、列車が脱線したことにより乗客1人が車外に投げ出され、列車の台車に挟まれているほか、列車内には転倒負傷した乗客が多数発生したという想定で行われた。参加者らは、初期現地対策本部の設置や乗客の避難・誘導、怪我人の搬送、救出・救急活動、現場規制などを確認しながら、訓練を行った。
麻生消防署の松澤孝行署長は「このような現場では初動が重要となる。実際の電車を使った訓練ができる機会は少ないので情報共有でき、成果をあげられた」と話した。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|