専修大学(多摩区)ゴルフ部3年の山田大晟(たいせい)選手(21)が先月、県アマチュア選手権2016男子の部で初優勝。2ラウンドを73、76の通算5オーバー、計149で回った。「何度も挑戦して、最終日に崩れることが多かった。1度は勝っておきたかった大会」と喜びをかみしめる。
悪天候だったという初日は「アンダーパーは無理だと思って、耐えて1オーバーでしのいだ」と、我慢のプレーで首位に。最終日に並んだ森山友貴選手とのプレーオフを制し、最終日に参加した選手120人の頂点に立った。
以前はランニングと体幹トレーニングが中心だったが、大学に入ってから筋力を鍛えて、上半身が一回り大きくなった。「安定感が増したのが大きい。8割くらいの力で打って、これまでの全力と同じくらいの飛距離が出るようになった」と手応えを語る。
今月7日から10日に行われた関東アマチュア選手権は7位に入り、来月の日本アマ出場権を獲得。10月の岩手国体の県代表にも選ばれており、これから大会続きのシーズンに突入する。
大学卒業後のプロ入りを目指し、昨年初出場を果たした日本オープンでの優勝を目標に掲げる。昨年10月の信夫杯争奪日本大学対抗戦では、男子の最優秀選手に輝いた。「上のレベルでも通用するように、ショットの安定感とパットの決定力を磨き、チャンスをものにする力をつけたい」と抱負を語った。
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