10月22日に開催されるしんゆりマルシェの実行委員長を務める 小島 龍彦さん 下麻生在住 55歳
世代融和で街の魅力向上
○…新百合ヶ丘に人々が集い、アートと食などを楽しむ。芸術文化が根付く街の魅力をさらに広げようと今年で3回目となる「しんゆりマルシェ」の実行委員長を務める。昨年も約3万5千人が訪れた規模の大きい催しだけに1年がかりで準備を行ってきた。「来て頂く方に楽しんで貰えるようミーティングを重ねてきました。当日は精一杯イベントをご案内して皆さんにアートと食の祭典を堪能してほしいです」
〇…百合ヶ丘と柿生の間に新駅が生まれたのは中学生の頃。「当初は山道を通って新百合ヶ丘駅に行ってたんだから、今の街並みに発展するなんて想像もつかなかった」と懐かしむ。情報処理を学生時代に学び、コンピューターのソフトウェア開発会社に就職。40歳目前で独立し、有限会社ソフトウェアデザインを駅近くに構えた。新百合ヶ丘商店会のメンバーとなり会のHP管理を任されるなど街との繋がりが生まれ、昨年度からは同商店会の会長を務めている。「区内の商店会長と一緒になって街を良くしていきたいという思いは強くなりました」
〇…地元は下麻生。現在は妻と娘、愛犬と暮らす。20代半ばまでサーフィンに打ち込んだが、仕事に結婚、育児などを経て今でも続く趣味はラジコン。愛好家たちのクラブに所属し、2m以上の飛行機を群馬や静岡まで行って飛ばしている。「子供の頃から模型作りが好きだったんです。作ったものを遠隔で操縦するのも楽しいですよ」と笑う。
〇…商店街の魅力アップなどもテーマとなっているしんゆりマルシェ。「我々のような昔からの住人と新しく暮らし始めた若い世代の方々が融和していくことで新百合ヶ丘はより魅力的になっていくと思います。このイベントは人と人とが繋がるコミュニケーションの場という役割があるので、続けられる限り継続させたい」。街の持ち味を生かして更なる魅力向上を目指す想いで本番を迎える。
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