麻生区岡上の農地で12月3日、資源循環を学ぶ取り組みの一環として、納豆で使用される大豆の収穫体験が行われた。
これは同地区に本社を構える納豆メーカー、株式会社カジノヤ(梶俊夫代表取締役)と生活協同組合パルシステム神奈川ゆめコープなどが参画する「農商工消」活動。豆腐メーカーから出るおからを県内の養鶏場が飼料として活用し、その鶏ふんを畑の肥料にして栽培された大豆がオリジナルの納豆商品として一般消費者のもとに渡るサイクルの構築を目指している。
この日は約1100平方メートルの畑で育った大豆を家族連れなど約50人の参加者が次々と収穫していった。一般消費者らの作業によって収穫された大豆は「つながるゆめ納豆」として、生協で販売される。
3年前から商品化されている「つながるゆめ納豆」。昨年は収穫した270kgの大豆を使って8千パックが販売されている。
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