麻生区版 掲載号:2017年1月1日号
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医療レポート

患者に寄り添う「チーム医療」

横浜総合病院の脳神経センター

「脳神経センター」として診療科の枠を超えて連携する若手医師。左から高野医師、下邨医師、佐藤医師、桒田医師、平元医師
「脳神経センター」として診療科の枠を超えて連携する若手医師。左から高野医師、下邨医師、佐藤医師、桒田医師、平元医師

 「心技一如」を理念に掲げ1988年の開院以来、丁寧で質の高い医療の提供を志してきた横浜総合病院(平元周院長)=横浜市青葉区鉄町。高い専門性を生かし、診療科の枠を超えた「チーム医療」で地域有数の中核病院としての役割を担ってきた。今回は脳神経外科・神経内科の若手医師が協力体制を敷き、救急医療から認知症まで対応する「脳神経センター」を取材した。

センター方式で3つの診療科が連携

 脳神経センターには、脳神経外科、神経内科、物忘れ外来を集約。脳神経を外科と内科の両面から診る、専門科を超えたチーム体制で患者をサポートしている。

 脳と脊髄に起こる病気やけがを扱う脳神経外科では、頭部外傷や日本人の死亡原因の上位を占める脳卒中(脳血管障害)まで幅広く対応。MRI撮影が常時行えるほか、専門医が24時間常駐し、患者の救急搬送に備える急性期医療を提供するのが大きな特長だ。

 「高齢者が多いこの地域では特に、脳梗塞の患者さんが増えている」と、同科副部長の佐藤健一郎医師。血管の詰まりによって脳の組織が壊死し、深刻な事態になりかねない脳梗塞。同院はt―PA治療(血栓溶解療法)をはじめ「カテーテル治療」の実績も多く上げる。専門医の技術を要し、対応できる医療機関が限られるこの治療は、開頭しないため患者の負担が軽減されるという。同科の平元侑医師は「程度はさまざまだが脳卒中は後遺症のリスクもある。生活習慣の改善など、再発させないための指導も行う」と力を込める。頭の病気は自分で気づくことが難しいとし「家族や周囲の人との日頃のコミュニケーションが重症化を防ぐ」と佐藤医師。「患者さんが健康で、少しでも長く家で過ごせるよう支えたい」

認知症に対応

 地域でのニーズに応え、昨年4月に「物忘れ外来」を開設、認知症の早期発見・治療に努める同院。記憶障害だけでなく、苛立ちや幻覚など周辺症状も起こるが「早期治療で進行を遅らせることができる」と高野大樹医師は話す。9月には横浜市の委託を受け「認知症初期集中支援チーム」を設置。発症しているが受診につながっていない人の自宅を専門家チームが訪問し、必要に応じて医療や介護の安定的な支援につなげるものだ。「認知症は本人の自覚が少なく家族も指摘しづらい病気。しっかりと寄り添い、治療につなげることが大切」と高野医師。

神経内科

 「よちよち歩きになった、動作が遅いなどの症状はパーキンソン病の可能性がある」と、内科・神経内科の桒田千尋医師。頭痛やしびれ、めまい、手の震えなどの症状を扱う神経内科ではパーキンソン病の患者が多いという。ゆっくり進行するため「年のせい」と思われがちだが、認知症と似た症状があるため物忘れ外来と連携しながら対応。「数値ではなく所見で判断する。当院では入院してしっかり経過をみることも可能です」と下邨華菜医師。来院をきっかけに福祉サービスにつなげるなど社会的サポートを担うケースもある。4人の常勤医には大学病院からの医師も多く「新鮮な情報を得ながら、質の高い医療の提供を目指している」と桒田医師は話す。

 病院全体でも医局は1つと、専門医同士が気軽に相談しあえる「小回りのきく」診療体制でチーム医療を体現。地域医療の幅広いニーズに応えるべく、日々研鑚を重ねている。

医療法人社団緑成会横浜総合病院

神奈川県横浜市青葉区鉄町2201-5

TEL:045-902-0001

http://yokoso.or.jp/

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