麻生区の音楽が好きな小中学生58人が集まり結成された「あさお芸術のまち少年少女合唱団」が、7日(土)に麻生市民館で開かれる「あさお芸術のまちコンサート〜新春コンサート〜」で初舞台に挑む。プロの音楽家とも共演する麻生区ならではの公演だ。
地元の音楽家や愛好家らで構成される「あさお芸術のまちコンサート推進委員会」は市民手作りのコンサートを行い、今回で121回目を迎える。恒例の新春公演で昨年、児童合唱団らによる音楽物語「窓ぎわのトットちゃん」を披露した時、子どもたちから「管弦楽の伴奏は楽しかった」「他の学校の友達ができた」などの声が聞かれ、好評だったため、少年少女合唱団を結成し、取り組みを継続することとなった。
公募で集まったのは、麻生区の小学1年生から中学3年生までの58人。昨年7月からレッスンを重ね、本番当日は区内在住のプロの演奏家らによる弦楽アンサンブルや声楽家とともに、「イッツ・ア・スモール・ワールド」「地球の子ども」「ゆかいに歩けば」などを披露する。
同推進委員会の代表・丸山博子さんは「音楽が好きなことを通じて、学区・学年を超えた新しい仲間づくり、居場所づくりにつながってほしい。プロの音楽家が多い麻生区だからこそできる体験。子どもたちには、いろいろな楽器の音色が響く中で歌えることによろこびを感じてもらえれば」と語る。
そのほかにも、多くの地元音楽家による世界の名曲やコラボ演奏など、多彩な楽曲が披露される新春コンサートは、同市民館大ホールで午後1時30分から開催(1時開場)。当日先着1000人。申込不要、入場無料。問合せは区地域振興課(【電話】044・965・5116)へ。
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