麻生区版 掲載号:2017年1月6日号

専修大学相撲部の主将で、「藤島部屋」への入門が決まった

福山 聖和(せな)さん

商学部4年 21歳

逆境に克つ「小兵魂」

 ○…専修大学相撲部の先輩でもある藤島親方(元大関・武双山)のもとで、今春から新たにスタートを切る。「歴史あるすごい部屋に入ることになった。応援してくれる人たちの期待に応えられるよう、まず十両、そして幕内で活躍できる力士になりたい」。172センチ、100キロの小兵。看板を背負う責任感を胸に、まっすぐ前を見つめる。

 ○…鹿児島県奄美大島で、物心ついた頃から相撲を始めた。子どもの相撲クラブ発足に父親が携わったことがきっかけで、その道へ。小柄で勝ちに恵まれず、「中学に入ったらやめよう」と考えていた。その後、転校先の中学校の相撲部で練習を見学。監督から「1年だけでいいからやってみろ」と声をかけられ、「体づくりのためなら」と続けることを決意。体重の半分以上ある石を抱えて校庭を延々と回る――強豪校ゆえに、そんな厳しい練習の日々。それでも地道に食らいつき、「相撲の基礎ができた」と確かな手応えをつかんだ。

 ○…高校は名門・鹿児島商業からスカウトされ、縁あって小学生時代の親友とともに相撲部へ。一番きつかったのは食事のノルマ。ご飯はどんぶり大盛り4杯で、多いときで1日6食が課せられた。「みんなが30分で食べ終わるところ、2時間かかったときもあった」と苦笑い。そんな中、支えになったのは「共に汗を流す仲間と、生まれ育った地元の応援」。さらに上を目指そうと、1部の専修大に進学。食事や練習メニューなど何事も自分でやる。そんな相撲部で自立心を磨き、一昨年12月からは主将に。10人の部を引っ張ってきた。

 ○…「自然があって、駅を離れると静かで落ち着く」。4年間、慣れ親しんだ生田キャンパスのある多摩区。昨年は向ヶ丘遊園のスナックバーでアルバイト勤務し、常連客との会話で視野が広がったという。「これから頑張れよって言ってくれる人もいて、ありがたい」。地域の人々の期待を背に、歩み始める。

関連記事powered by weblio


新しい桐蔭学園高校が始まります

高校説明会 9月30日(土)14時30分~16時ほか

http://toin.ac.jp

<PR>

麻生区版の人物風土記最新6件

田井中 竜昇(たつのり)さん

県立向の岡工業高校出身で、二子山親方の内弟子として大相撲の土俵に立つ

田井中 竜昇(たつのり)さん

9月8日号

中村 ふみよさん

地元活性のSNSコミュニティ「ふらっと新百合ヶ丘」や農園体験イベントを運営する

中村 ふみよさん

9月1日号

鈴木 憲治さん

公益社団法人川崎西法人会の会長を務める

鈴木 憲治さん

8月25日号

松本 穣(ゆたか)さん

明治大学名誉教授で、私有地の里山を「トカイナカヴィレッジ」として開放する

松本 穣(ゆたか)さん

8月18日号

竹山 裕之さん

現場で指揮をとる花火師として、多摩川花火大会の演出を手がける

竹山 裕之さん

8月11日号

嶋 元(はじめ)さん

川崎市薬剤師会会長を務める

嶋 元(はじめ)さん

8月4日号

麻生区版の関連リンク

あっとほーむデスク

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

地産地消学ぶ料理教室

地産地消学ぶ料理教室

親子企画として10月実施

10月21日~10月21日

麻生区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 柿生文化を読む

    柿生郷土史料館タイアップ企画

    柿生文化を読む

    第108回 シリーズ「麻生の歴史を探る」徳川入府(4)〜領主と農民 後編

    9月8日号

麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2017年9月8日号

お問い合わせ

外部リンク

メール版タウンニュース

ライブカフェミッシェル

タウンニュースホール

ケータイ版タウンニュース

ケータイで左のQRコードを読み取るか以下のURLを入力してください。

http://www.townnews.co.jp/m/