麻生区役所広場で7日、麻生区文化協会が主催する「第14回あさお古風七草粥の会」が催された。
無病息災、長寿などを願う七草粥の日(1月7日)に合わせて同会が例年実施している催し。今回も地元で収穫された七草やお米、野菜を用いてお粥が作られたほか、餅を焼く炭も早野聖地公園のボランティアによって焼かれたものが用いられた。お粥は災害復興支援の募金呼びかけと共に来場者に振る舞われた。
当日は区の関係者や地元議員らも来場したほか、新年を祝う七草粥を求めて多くの人が行列を作り、その場で文化協会メンバーによって調理された約1000食が振る舞われた。同会によると、七草粥は平安時代ごろから食べると邪気が払われ、無病息災でいられるという風習ができたという。
また会場内では、来場者に新年の気分を味わってもらおうと、お囃子連によるお囃子などがステージ上で披露されたほか、子どもたちが参加しての川崎カルタとりや、羽子板やコマなど、正月の遊び道具で遊ぶ来場者の姿が見られた。
文化協会の菅原敬子会長は「今回も多くの人に来て頂き、催しが定着してきたように思う。地域の古風七草粥の会としてふさわしいものになってきました」と話していた。
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