「アルテリッカしんゆり」と「しんゆり映画祭」で広報などを務める 柳町 恵太さん 川崎区在住 38歳
新ゆり2大芸術祭をPR
○…毎年11月に本祭を行っているKAWASAKIしんゆり映画祭の事務局として広報に携わり、今年は4月から始まる芸術祭「アルテリッカしんゆり2017」でも広報チームの一員として活動することになった。別々の運営団体によるイベントで双方の広報を務めることについて「アルテリッカにも声をかけてもらえたのはありがたいこと。どちらも地域との関わりや人との繋がりが大事なイベントなので、これまでのコネクションやノウハウなどで相乗効果が生まれたら良いと思います」
〇…山口県で生まれ、幼稚園の時に父親の転勤で川崎区へ。小さい頃から漫画や小説、映画の中の物語が好きな子どもで、高校生の時に脚本作りを学ぼうと日本大学芸術学部映画学科へ進学した。映画好きの流れで都内のレンタルビデオ店で店長を務めた後に2014年から映画祭にスタッフとして参加することに。「野外上映会で、幕の裏側から作品を見ていて、子どもたちの歓声が聞こえてきたりボランティアの方々の温かさだったり、とても良い催しだなと感じたのを覚えています」と当時の思い出を懐かしむ。
〇…映画はシリアスものからファンタジーまで「監督で選びながら本当に節操なく観ています」と笑う。以前から音楽にも興味があり「ロックやポップスのライブに最近は行けていないので、また今年は足を運びたいです」。現在は大部分がアルテリッカの運営を支える業務ということもあり、音楽への関心が再燃している様子だ。
〇…「芸術文化を行政が推奨しているところは他にもあると思いますが、麻生区はそれをサポートする人が多く暮らす街で、その熱量が根付いているのと着実に育っているのが凄いと思います」。プロ意識の高い広報スタッフが多いというアルテリッカ。これまでの経験と、新たに学ぶべき姿勢を吸収して新百合ヶ丘の盛り上がりに貢献していく。
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