今秋に行われる川崎市長選において、「福田市政の継続」を活動方針に掲げた政治団体『川崎の発展を考える会』が発足し、3月9日に川崎区内で設立総会が開かれた。出席したのは、主旨に賛同した市内諸団体のメンバーら約90人。
この総会で会長に選任された山田長満氏は、「地域社会において様々な課題が山積する中、川崎市を継続的に発展させるためには市政に働きかけていく組織が必要だ」と設立の趣旨を述べ、市民の参加と協力を求めていく考えを示した。
また、筆頭顧問となった元参議院議員の齋藤文夫氏は、「市民が選んだ福田市長はまさに市民の先頭に立って市政を進めてきており、敬意を表しているところ。ぜひ2期目も川崎市のリーダーとして舵取りをしてもらうため、我々の声をしっかり届けていきたい」と訴えた。
同会の会員は現在170人ほどで、4月下旬から5月上旬をめどに設立イベントを行うなどし会員を増やし、寄付金を募っていきたいとしている。
出馬要請書を提出
同会は3月14日、福田市長の下を訪れ、出馬要請書を直接手渡した。同書は、川崎市医師会・川崎市歯科医師会・神奈川県宅地建物取引業協会川崎市宅建協議会との連名で、「地域の連帯感の醸成と市民活動の活性化を図る施策の強化」「子育て・教育環境を充実する施策の推進」など9項目の要望が明記された。
同会事務局の小笠原健司さんは「要望書を無事に渡せることができて良かった。あとは市長が判断されることになるが、事務局としては賛同してくれる団体を増やし、方針に沿って活動していきたい」と話した。
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