麻生区版 掲載号:2017年3月17日号
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新ゆり―溝口駅間 市バス路線新設へ 北部地域の利便性求め

社会

 現在開会中の市議会定例会で審議されている平成29年度川崎市予算案に、市バス路線の新設や延伸、コミュニティバス導入を探るための予算が計上されている。中には、「新百合ヶ丘駅」―「溝口駅」路線の新設も盛り込まれている。

 新年度予算案には市バスネットワークの推進事業として5566万8千円が計上された(交通局所管)。

 中でも「新百合ヶ丘駅」―「溝口駅」間の新設路線は、麻生区民の交通手段として期待できそうだ。「二つの拠点駅を結ぶことで、北部地域の利便性や輸送力の強化をしたい考え」と市交通局の担当者は話す。現状、両駅を直通で結ぶバス路線はなく、電車で新百合ヶ丘駅から溝口駅へ向かうには、登戸駅で小田急線から南武線への乗り換えが必要なため、直通運行となればアクセス向上に期待できる。

 現在行われている市議会で予算承認された後、運行ルートや便数、ダイヤなど具体的な部分を詰めていくという。

市内で延伸や本格運行も

 そのほかにも、現在「登戸駅」から「菅生車庫」まで運行している路線の「宮前区役所」までの延伸や、昨年度社会実験を実施した「向ヶ丘遊園駅」と「たまプラーザ駅」を結ぶ路線の本格運行推進―などが新年度予算案に盛り込まれている。

 「宮前区役所」までの延伸では、宮前区北部から区役所に行く場合、現状では向ヶ丘出張所などで乗り換える必要があったが、これにより乗り換えなしで行けるようになる。

 「向ヶ丘遊園駅」―「たまプラーザ駅」間については、市は「実証実験では利用者数等採算基準を設けたが、まずまずの結果が得られた」とし、現在共同運行する東急バス(株)と本格実施に向けた最終的な話し合いを行っている段階という。

 また、宮前区の白幡台地区の「コミュニティ交通導入に向けた支援」も予算案に含まれている。
 

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