毎年恒例の「麻生川桜まつり」のメインイベントが4月1日(土)、JAセレサ川崎パーシモン(片平2の30の15)で開かれる。主催は麻生観光協会。
小田急線沿線の桜の名所として知られる麻生川。川沿いに咲く220本以上のソメイヨシノが「桜のトンネル」を織りなす。春を告げる桜を一目見ようと、近年では隣の町田市など区外から訪れる人も少なくないという。
麻生川の桜は、1967年から始まった麻生川沿岸土地改良(治水)事業によって、古沢の共和橋から柿生駅付近まで蛇行していた川が直線化された頃に、両側に約280本が植樹されたもの。麻生川桜まつりは1994年、市制70周年を記念し、区政推進事業として区役所と街づくり財団とが協働で開催したのが始まりだった。その後、区町会連合会、区社会福祉協議会、麻生環境センター上部利用運営委員会などの協力により、さまざまな形で開催されてきたが、まつりの運営に携わってきた麻生観光協会が2012年から主催している。
また、日本気象協会によると、神奈川県の桜の予想開花日は3月23日、満開日は4月2日(観測地点は横浜・3月15日発表)とされている。メインイベントは1日午後0時30分から3時ごろまで開催(雨天時は翌日開催)。式典のほか、地域にちなんだ踊り、お囃子、禅寺丸柿のキャラクター「かきまるくん」やよさこいチームによるパレードなどが予定されているほか、出店も楽しめる。3月26日(日)から4月9日(日)には、夜桜のライトアップも行われる予定。問合せは、区役所地域振興課(【電話】044・965・5113)。
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