シュート体勢に入る長谷川選手＝17日
プロバスケットボール「Ｂリーグ」１部の川崎ブレイブサンダースは３月25日と26日、アウェー２試合に連勝し、中地区優勝マジックを「１」とした。川崎はあす４月１日、横浜国際プールでの横浜ビー・コルセアーズ戦で地区優勝をめざす。
先週のアウェー、新潟アルビレックスＢＢ戦で84-65、90-71と快勝し、波に乗る川崎。26日はファジーカス選手（31）の３ポイントシュートが要所で決まるなど攻撃の主導権を握り、ゲーム中盤で点差を詰められるも堅守で振り切った。北卓也ヘッドコーチ（44）は、要所を締めたディフェンスが機能し失点を抑えたとコメントしている。
今季39勝８敗で中地区首位の川崎は残り13試合。あすの試合でビー・コルセアーズを下すか、負けても同地区２位の三遠ネオフェニックスが同日敗れると、優勝が決まる。
プレーオフ一番乗り勝率１位・年間王者へ
Ｂリーグ年間王者を決めるチャンピオンシップは東・西・中３地区の上位２チームと、３位以下で勝率が高い２チームの計８チームが出場できる。川崎は17日と18日、とどろきアリーナ（中原区）で西地区首位のシーホース三河と対戦し２連敗を喫したが、他チームの試合結果により１部18チーム中、上位８チーム入りが確定。プレーオフのチャンピオンシップ進出をリーグ最速で決めている。
篠山竜青主将（28）は「自分たちの勝利で一番乗りを決めたかったが、今までのチーム成績があってのことなので素直に嬉しい」とコメント。「レギュラーシーズンは続くので、全体勝率１位を目指して第１シードを取れるように、もっと高い目標に向けてやっていきたい」と意気込む。
川崎の次回ホーム戦は４月７日と８日、とどろきアリーナに三遠ネオフェニックスを迎える。
ホーム戦のチケット詳細は球団事務局【電話】０４４・５４８・５８８０。
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