神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2017年6月9日 エリアトップへ

東扇島東公園 野外フェスで魅力発信 イベント開催地需要高まる

文化

公開:2017年6月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
11年から開催されている野外フェス「BAY CAMP」
11年から開催されている野外フェス「BAY CAMP」

 川崎市の臨海部施設が、工業地帯のイメージに加え、8千人の収容が可能な大規模野外イベント開催地という新たな需要を生んでいる。東扇島東公園では今夏、3つの野外音楽フェスティバルの開催を予定している。

 人工海浜を併設する東扇島東公園は2008年にオープンした約15万平方メートルの施設。平常時は潮干狩りなどが楽しめる憩いのスペースになっているほか、土日などは川崎みなと祭りやイルミネーションマラソン、トライアスロンなどの大会も行われている。

 開園後から開催されている野外音楽フェスティバルも賑わいを創出している要素の一つだ。今年も7月1日と2日に行われる「DEAD POP FESTIVAL」は一部当日券が完売になるなど好評。9月には、2011年から同公園で開催している首都圏初の野外オールナイトロックフェス「BAY CAMP」、青森県で開催されてきたロックフェス「夏の魔物」の川崎開催も予定されている。

 市では公園開園前後からイベントの誘致を行ってきたほか、川崎が持つ強みや魅力をアピールする取り組みを支援する「都市ブランド推進事業」にBAY CAMPを選定(16年度)するなど、公園のフェス活用を後押ししてきた。市港湾局川崎港管理センターは「首都圏臨海部に立地している広大な公園であること、開放的な雰囲気が受け入れられているのでは。イベント開催などを通じて、臨海部の魅力や大規模災害時の広域拠点といった役割の理解を深めてもらえる機会を創出していきたい」と話す。

音楽フェスまちづくりに貢献

 DEAD POP〜、BAY CAMPの両フェスに実行委員会として参加する株式会社チッタワークス(川崎区小川町)の木嶋隆さんは「首都圏臨海部には他にもスペースはあるが、工場地帯としての雰囲気はここだけ。出演アーティストからも夜景を望みながらのステージは評判が良い。この場所でのフェスで『音楽のまち・かわさき』にも貢献したい」と話している。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook