タレントの原千晶さん(43)が医療法人社団 三成会 新百合ヶ丘総合病院の開院5周年を記念し2日、「大切にしたい、自分の体。2度の子宮がんを経験して」をテーマに講演を行った。
原さんは、30歳の時に子宮頸がん、35歳の時に子宮体部と頸部にがんが見つかった。半年後の結婚と同時にがんを公表し、それを機に婦人科がんを経験した女性の会「よつばの会」を発足。子宮頸がん検診の啓発活動などを行っている。
講演では、30歳当時、子宮頸がんが見つかった時に医師から子宮の全摘出を勧められたが、年齢の若さなどから子宮を温存したことを語る。「今なら子宮を取るだけで済むと医師から言われました。(転移の可能性など)がんの知識があればわかること。これが私の最初の過ちだった」と振り返る。その後、1カ月に1回通院して検査し2年間、経過に問題はなかった。「しかし、がんへの意識が低く、3年目ぐらいに都合よく考え、病院に行くのをやめってしまった」と話す。「これが2度目の間違い。大きな過ちだった」と語る。そして、35歳の時に突然体調が悪くなり、子宮体部と頸部にがんが見つかる。「今生きているから笑い話として話せるが、がんの正しい知識が重要」と、がんの早期発見、早期治療も訴える内容に、集まった多くの人が熱心に聞き入っていた。
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