区内細山にある川崎授産学園で先ごろ、災害時を想定した親子の宿泊体験「一泊二日の親子キャンプで防災サバイバル!」が行われた。
同園での宿泊体験は、毎年夏季に川崎市社会福祉協議会などが小中学生向けに開催しているボランティアや福祉体験イベント「チャレンジボランティア」の一環として開催されたもの。
災害時に役立つ技術の習得などと併せ、障害の有無に関わらず、参加者が一緒になって実践していくことで相互理解も深めていくことがテーマ。今年は市内の小学生と保護者、同学園利用者ら50人が参加した。
参加者はグループに分かれて、初日は同園にある体育館での避難所とテントの設営、非常用炊き出し袋での炊飯を行った。夜は天文集会が行われるなど、楽しめる要素も盛り込みながら参加者は体育館で宿泊。2日目は非常食作りや消火を目的としたバケツリレー、防災ラリーなどを体験していった。
学園関係者は「子どもたちがプログラムを経験していくにつれて自信がついていく様子が分かった。また学園利用者と一緒に体験を行い、職員が橋渡しをしなくても交流している様子もあり、貴重な体験となった」と話していた。
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