衆院選が10月10日公示―22日投開票との公算が高まる中、市選挙管理委員会は対応に追われている。
元々この日は市長選挙、川崎区では市議補欠選投開票日だった。衆院選が加わることで衆院小選挙区、比例区、国民審査の3つの投票箱が新たに必要に。市選管は現在、在庫状況を確認し、足りない場合は購入するとしている。
市長選、市議補選には当初3千人が事務に携わる予定だったが人員の見直しも。市選管は衆院選に向け、人数を算定中としているが「大幅に増員しなければならない」との見方を示す。
啓発ポスターは一部がすでに刷り上がっていることから、市選管では衆院選告知のシールを貼って対応する。衆院選は10月29日投開票の可能性も残されているが、その場合は「市長選、市議補選の実施日も同日に変更する」(市選管)としている。選挙人が2週にわたって案内することが適当でないことや会場確保など、管理執行する上で困難なことが理由だ。市選管は28日に召集される臨時国会での動向を待って、残りのポスターの作成に取りかかる。
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