桐光学園中学校合唱部が、先月20日に神奈川県立音楽堂(横浜市)で行われた第60回神奈川県合唱コンクール中学校部門に初出場し、金賞に輝いた。同中学は県代表として、10月1日(日)に静岡県浜松市で開かれる第72回関東合唱コンクール中学校部門に挑む。
同校は中高一貫の特性から、これまで中学3年と高校生の部員が県合唱コンクールに出場し、昨年県コンクール3連覇を達成するなど実績を残していたが、中学生の部員が増えたため、今回初めて中学校合唱部としてエントリー。混声・同声を合わせ12の出場校の中から4校のみが選ばれる金賞に、初出場ながら輝いた。
部長の阿部有紗さん(3年)は、「部員全員をまとめるのが大変だったが、まさか金賞を獲れると思っていなかったので、驚いた」と喜びを語る。
「普段の姿勢も技術に繋がる」
同校の合唱部は、歌が好きな仲間たちと「楽しく歌う」ことをモットーに日々練習を重ねている。阿部さんは関東コンクールでも「楽しむことを忘れない」と意気込むが、「歌だけではなく、会場での姿勢や、普段の生活態度などが技術に繋がっていく」と規律正しい一面も見せる。
関東コンクールには、県コンクールでも歌った「サーカス組曲」(鈴木輝昭作曲)の中の1曲で挑む。同部顧問の井上淳子教諭は「奥深い曲で、歌えば歌うほど課題が見えてくる」と話す。アルトパートリーダーの岡本衣茉里さん(3年)は、「ステージ当日は、それまで練習してきたことを大切にして臨みたい。このチャンスなので、あわよくば全国大会まで行きたい」と語った。
また、同校の高校合唱部は、県コンクール高校部門Aグループで金賞を受賞し、9月30日(土)に開催される関東合唱コンクール高等学校部門に県代表として出場する。
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