市立柿生中学校(財田信之校長)で10月27日、パラリンピックのクロスカントリースキー金メダリスト・新田佳浩選手(37)が全校生徒を前に講演「夢を叶える」を行った=写真
新田選手は3歳の時に大型農機具に巻き込まれ左前腕を切断。小学生から始めたクロスカントリースキーで98年の長野大会からパラリンピック出場を続け、2010年バンクーバー大会で2つの金メダルを獲得。現在は来年の平昌大会出場に向け練習を重ねている。
新田選手は泣き虫だった幼少時代のことや家族への感謝に加え、夢を持つことの大切さ、目的と目標を設定してそれを継続することの大切さを講演。「腕が無いのを理由に、何もしていなかったら夢は叶わなかった。目的や目標を可視化することで夢は実現する。不可能とは、できる可能性があることと信じ続ける気持ちが大事」と話しかけていた。
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