川崎市はこのほど、第8期目となる市民文化大使11組を発表した。新たに麻生区在住の日本画家、大矢紀さん(81)と川崎出身の3人組ロックバンド「SHISHAMO」が選ばれ、他の9組は7期の市民文化大使が再任された。
市民文化大使は文化芸術・スポーツ分野で活躍している川崎ゆかりの著名人が選ばれ、活動の中で市のイメージ向上を図ってもらうことなどを目的に03年度から始まった取り組み。任期は2年間。
大矢さんは荒々しさや荒涼とした自然風景などの作風で、院展(日本美術院主催)での内閣総理大臣賞(08年)など数多くの受賞歴を持つ。麻生区での暮らしが50年目となった今年は、33点の作品を市に寄贈し、1点は新設された「カルッツかわさき」(川崎区)に常設されている。大使就任について大矢さんは「川崎市はかつての工業的なイメージと異なり、緑豊かで芸術も盛んな素晴らしい街。アートの分野から川崎の良さを全国に発信していきたい」と話している。
再任は与勇輝さん(人形作家)、伊藤多喜雄さん(民謡歌手)、鵜澤久さん(能楽師)、大谷康子さん(バイオリニスト)、小原孝さん(ピアニスト)、国府弘子さん(ピアニスト)佐藤征一郎さん(声楽家)、成田真由美さん(パラリンピックメダリスト)、パンチ佐藤さん(スポーツタレント)。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|