2月26日が「ツ・ツ・ムの日」に 市内の企業が申請、認定受ける
シュリンク用包装材料を製造・販売している東興資材工業(株)(中澤雅孝代表取締役/高津区溝口)が、2月26日を「包む(ツ・ツ・ム)の日」として日本記念日協会に申請し認定された。今後、市内の催しなどに出展して包装の仕組みや楽しさを周知していくという。
同社は、書籍やDVD、化粧品などをパッケージするシュリンクフィルムと、コンピューター等の精密部品の静電気対策包装を取り扱っている。高津区溝口に本社を置き、栃木県に工場がある。
中澤さんが記念日の登録制度を実施している日本記念日協会を知ったのは昨年10月。取引業者との会話の中で同協会のことを聞き「2月23日で”ふろしきの日”はあったが、包装での記念日は他になかったので2月26日を「ツツム」と読み、包装の仕組みや役割、楽しみを広めたいと申請しました」と中澤さん。この日は偶然自身の50歳の誕生日でもあり、縁を感じたという。「プラスチックフィルムや包装に関する認知度を深め、扱い方を考えてもらう日にしていきたい」と話している。
今回認定されたことを機に地域にもPRしたいと、先月20日に市内のイベントに出展。子ども向けにフィルムを使った塗り絵体験を行い好評だった。今後も市民イベントなどに出展し包装の魅力や楽しさを伝える活動をしていくという。
中澤さんは「普段の生活に密着したプラスチックのパッケージについて理解してもらうのはもちろんですが、当社ではエコに貢献するのも役割だと思っています」という。分別回収の周知のほか、再利用できる製品の開発も進めている。問い合わせは同社(【電話】044・811・7676)へ。
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