川崎市議会第5回定例会一般質問 市議会レポートVOL.4 救援物資輸送ルートの確保を!! 川崎市議会議員(公明)かわの忠正
昨年12月19日の本会議で一般質問に立ち、5点を取り上げました。
本市には大規模震災時に救援物資の受け入れ拠点となる東扇島基幹的広域防災拠点施設が東扇島東公園にあります。県の新たな津波浸水予測図(素案)では4mの津波が川崎港に到着する可能性が指摘され、東日本大震災では東扇島の一部が液状化しました。こうしたことから市に拠点機能と緊急物資輸送路の確保について対策強化を求めました。
これに対し市は、東扇島地区の耐震強化岸壁と市街地を結ぶ臨港道路などを優先してボーリング調査などを行い、地盤条件を把握して、必要な対策を検討していく考えを示しました。
また、この度の震災の教訓を踏まえ、帰宅困難者対策や津波対策等の新たな課題をこれまでの地域防災計画の中に組み込むほか「幸区の船着場を活用した移動支援や支援物資の輸送などについても検討していきたい」と答弁しました。
今後も災害に強い街を目指し、改善に取り組んで参ります。
川崎駅周辺の自転車安全通行環境改善へ
川崎府中線JRガード下やラゾーナ周辺歩道など自転車の安全通行環境について質問しました。
川崎府中線JRガード下などの安全対策についてはこれまで何度も議会で取り上げてきました。ラゾーナ周辺歩道についても歩行者と自転車の安全な通行環境の確保が重要な課題となっています。
市では庁内に、「安全対策検討会議」を設置・開催し、「車線削減による自転車空間の確保を対策手段の1つとして検討を進めている」との考えを示しました。
またラゾーナ側歩道についても「自転車利用者に注意喚起を促す路面表示を整備し、自転車利用者に対するマナーアップの啓発を関係機関と連携を図りながら実施する」と示しました。
その他、ラゾーナ周辺の違法駐輪についても「ラゾーナと密接に連携し、新たな料金体系や指定管理者制度を導入して取り組む。また休日の実態調査についても、実施していきたい」と答弁しました。
その他、サイクリングコースを多摩川大橋から幸歩道橋間へ整備やエコオフィスの推進、災害派遣介護チーム創設などについても質問しました。
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4月19日
4月12日