蘇れ青春時代 運動会を再び 中原区の薬剤師らが企画
青春時代に燃えた運動会を再び--。そんなユニークなイベントが今月13日、幸区古市場の幸区役所道路公園センターで開催された。当日は幸区内外から約100人の参加者が集まり、玉入れや徒競走などに汗を流した。
「青春を思い出せ!大運動会」と題した同イベント。プログラムを見ると「玉入れで逃走中」「速球王に俺はなる!」「疾風伝説催促野郎はどこだ!」「ファイナル絆リレー」などユニークなネーミングがずらりと並ぶ。
同運動会を企画したのは、中原区で薬剤師として働く傍ら、休みの日などを利用して大人の遊びイベントを開催している竹中孝行さん(28)と地域スポーツ福祉振興会の代表を務める五十嵐健太さん(29)の2人。「楽しくスポーツに接してもらいたい」と半年前から計画を進め、今回の初開催に至った。
参加したのは幸区をはじめ、市内外に住む10代〜30代までの約100人。熱く競技に取り組んでもらおうと、昔懐かしいのクラス対抗戦にした。
競技内容も工夫。「玉入れで逃走中」では、通常の玉入れに鬼ごっこの要素を盛り込んだ。「一心同体でパン!」では、おんぶでのパン食い競走などどれも一筋縄ではいかないオリジナル種目を作った。参加者らは昔を懐かしみながら優勝目指し、競い合った。横浜市から参加した福永孝貴さん(28)は「学生時代に戻ったようで楽しく参加できた。運動をすることも減っているのでいい機会になった」と話した。
竹中さんは「準備が大変だったが出来てこうしたイベントを通じてスポーツに親しんでもらいたい」と話した。同運動会は来年も実施する予定。
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4月19日
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