2012年度川崎市イメージアップ認定事業「川崎純情小町☆」の川崎区担当 伊東 裕扶子さん 川崎区大島出身
母親譲りの前向きさ
○…川崎市の地域活性化を目的に結成されたアイドルグループ「川崎純情小町☆」のメンバー。生まれも育ちも川崎区大島であるため、阿部市長から直々に同グループの川崎区担当に任命された。アイドル活動の傍ら、薬剤師としても働く。グループ内では「しっかり者のお姉ちゃん」のような存在で、ステージを前に緊張するメンバーたちを落ち着かせている。毎日更新しているブログにはこだわりを持っており「毎回、何か面白いことを見つけようと心掛けている」と情報収集を怠らない。
○…地元・川崎を愛する気持ちは強く、稲毛神社の山王祭やラ チッタデッラのハロウィーンにも必ず参加してきた。アイドル活動を始める前は、芸能人になってバラエティ番組に出演し、川崎の魅力を紹介することを夢見ていたという。だからこそ、その夢を丸写ししたかのような「川崎純情小町☆」の募集を知ったときには驚いた。「大好きな川崎をもっといろんな人に知ってもらいたい」。そんな思いを胸に、日々活動を続けている。
○…もともとはインドア派。漫画やゲームが好きで、キャラクターに感情移入してしまうことも少なくない。「その感受性を形にして、歌に乗せていくことが課題です」と笑う。好きな言葉は「ケ・セラ・セラ」。その前向きな性格は、ライブによく顔を出してくれるという母親から譲り受けたものだ。「母親でありながら、姉であり、仲のいい友達であり、先生でもある。人生を導いてくれたのは母でした」と、感謝の気持ちを隠さない。
○…川崎駅前などの風景が変わっていくことを「さみしい」と思った時期もあるという。だが最近では「若い人たちが多くなってきた。さみしい気持ちもありますが、それ以上に『活気が出てきた』と感じています」と、変化をポジティブに受け入れている。生まれ育った町の魅力を、あくまで前向きにＰＲしていく。
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